エドワード・サイード OUT OF PLACE』を見る。立ち見の人も結構な数いた。さすが最終日、さすがサイード。もっと錯綜して、ぐちゃぐちゃな映画かと思っていたけど、かなりすっきりまとまっている印象を受けた。サイードの軌跡を追うというよりは、サイードがやろうとしていたことの出発点となった中東の地中海沿岸での人々の生活、思いを、もう一度見直してみよう的な映画なのかな…
まとまっていて非常に見やすいわけですけど、それがサイードに対する態度としてよいのか悪いのかは判断に困ります…