チャーリーとチョコレート工場
なんだこれ。とりあえず映画自体楽しめたのはいい。面白かった。それはいいんだ。この映画は悪くないよ。面白いもん、楽しいし。
でもなんだあの引用の数!工場を含んだ街の風景は「メトロポリス」のようで、チャーリーの家はあたかも「カリガリ博士」のセットのように歪みまくり、ヒッチコックの「サイコ」や「猿の惑星」はわかりやすくあたかも見てくださいといわんばかりにそのまま引用してあり、工場内部は自身の「ビートルジュース」そのまんま!芝生の鮮やかな緑とか特に!そのほかおびただしい数の映画からの引用。しかしそれだけにとどまらず、音楽もほとんどいんようからできあがっていやがる。ブリティッシュロックの大御所、ビートルズ、クイーン、レッド・ツェッペリン、あるいはカーペンターズからもメロディを借用していた。曲名や歌手の名前は思い出せないけど聞いたことあるメロディがそこらじゅうで鳴り響いてる。
今までのティム・バートンの映画でこんなのなかった。それとも映画の物語の枠から考えればいいんだろうか。とにかく頭の中が疑問符だらけです。なんだこれ!